BUNTARO Kato Photography Blog

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 乖離する意識 

 世は選挙が終わり、その結果に悲哀?こもごものようである。

 この結果でこの国が、これからどこへ行くのかの関心ごとは、やはり経済中心のようだ。

 
 この秋、いささかショックを覚えた出来事があった。

 企業のOLを勤める若い女性と話をすることがあった。
 
 彼女の関心ごとは、ヨガ、ヒーリングであり、最近のファッション傾向と日本の代表的な若者達のそれであった。

 話が一息ついたときに、思い切って聞いてみた。
 「ところで、例の原発のことってどう思う?」

 女性は、ほんの少し顔をくもらせた。
 「え?どういう事ですか?」

 「2年前の事故で、フクシマで数万人の人が家や土地を奪われて、いまでも避難所生活をしてる人が沢山いるし、いまでも事故は続いてる」
  このような事を伝えた。

 「へぇー知らなかった」

 ここで私は少し、ショックを隠しきれなかったが、続けて
 
 「こんな話を、友人や会社で話題にならないのかな?」

 少し考えて、
 「全然話す事はないですよ」

 彼女は頭もいいし、性格もよく、いわば日本の経済国家の一端を担ってる代表的OLだ。
 私の話をわざととぼけるようなタイプではない。

 つまり、この国の多数派といえる人達の原発への関心は、この程度なのかもしれない。

 もしかしたら、ポジティブ指向のイマの世で、この話は無意識に忌みされる話題になりつつあるということなのか。



 

 今回の選挙も、争点の中心はやはり経済だったように、この国の多数を形成する人々の一番の関心ごとは原発ではなくなっているようなのだ。


 ショックを覚えたのは、彼女の無知さではなく、これからの人生に拘るこの問題がいまだに継続している中で、以前と同じように普通の意識で暮らしている、ということを全く知らなかった、自分に対してショックを覚えたのだ。

 普段、特殊といえる交友関係の中の少数といえる私と、多数派の人との感覚の隔たりは、思ったよりも深いということか。

 
 しかしこの現実が、この国の経済を以前と変わりなく続けている原動力となっていることも事実なのだ。

 

 
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